最近話題の外壁洗浄、こんな外壁にはやらないで!
最近話題の、知る人ぞ知る外壁洗浄。
「塗装の約1/10の費用で外壁をキレイに」という謳い文句が目立つ外壁洗浄ですが、このメリットだけに着目し、外壁洗浄本来の目的を理解せずに業者に洗浄を依頼するのはナンセンスです。
結論から言うと、すでに劣化が深刻な外壁に洗浄をすることはおすすめできません。
洗浄効果を発揮しやすい外壁は以下です。
①コーキングや塗膜などに劣化が見られず、カビやコケ、雨だれなどで汚れているだけの外壁。
②洗浄や塗装などの外壁メンテナンスをまだ一度も行っていない場合、築5~20年程度の外壁。
外壁洗浄と外壁塗装の目的は全く異なる!
外壁洗浄と外壁塗装の目的を整理します。
【外壁塗装の目的】
・美観回復
・外壁の保護(耐久性、防水性、遮熱性等)
・資産価値の向上
【外壁洗浄】
・カビやコケ、雨だれ等の汚れを除去することで、美観を保つ
・外壁の劣化スピードを抑制し、塗装などのメンテナンス時期を延ばす
・結果的に外壁の生涯メンテナンス費用を削減する
以上のことから、外壁洗浄はすでに劣化が進んでいる外壁には不適切だということをご理解いただけましたでしょうか。
もちろん、このような外壁には外壁洗浄はおすすめできません!と正直に営業してくれる業者ばかりであることを願いますが、依頼する側も正しい知識を持っておく必要があります。
外壁洗浄は例えるならば洗車!
外壁洗浄の目的については、洗車をイメージすれば分かりやすいかもしれません。
洗車をする頻度は人により違えど、1年も2年も全く洗車をせずに放置する人はほとんどいないかと思います。車は洗車をせずに放置し続けると、汚れがこびりついて取れなくなってしまったり、ボディの塗装面の劣化スピードが早まる可能性があります。
外壁も同様、カビやコケ、雨だれなどの汚れを放置し続けると、劣化を加速させ塗装やその他外壁メンテナンスの時期を早めてしまうことになりかねません。
外壁洗浄は、外壁が汚れてきた段階で定期的に洗浄を行うことで、美観を保つことはもちろん、劣化が進行し塗装等のメンテナンスが必要となる時期を延ばすことを目的としています。
そうすることで、結果的に外壁の一生涯にかかるメンテナンス費用を削減できる可能性を秘めているのです!
どうせ劣化したら塗装しなければいけないのだから、洗浄にお金を払うのはもったいない。
というのは短期的な考え方だと思います。トータルで見た場合に、今どのようなお金の使い方をすべきかを考えることが重要なことだと考えます。
外壁メンテナンスの選択肢に、外壁洗浄を入れてみてはいかがでしょうか。
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